5月1日 火曜日

2018-05-01 16:02  CRI

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1時間目 メーデーの由来&2018 北京モーターショー&「デジタル故宮」体験リポート

担当:王小燕、斉鵬

 「花の五月」という言葉があります。今年もこのような季節を迎えました。吹く風に花の香りが漂ってきます。

 メーデーの3連休中にお送りする今週の番組、前半は「旬な話題」2本立てでお送りします。後半の「スペッシャル・バスケット」はデジタルアーカイブ映像とVR技術による故宮の体験リポートです。

【旬な話題】

 まずはメーデーの由来を振り返ります。その歴史はなんと、今から約140年前に遡るそうです。

 1880年代、欧米諸国では、1日10数時間も働くなど過酷な労働を強いられた労働者たちは、労働時間を8時間に短縮するといった労働環境の改善を求め、ストライキやデモを行っていたのがそもそもの起源だと言われています。

 中国では1949年12月に、成立したばかりの新中国政府が5月1日を労働節に指定しました。

 続いて、2018年北京モーターショーでの見聞です。

 今年で15回目の開催を迎えた「北京モーターショー」。4月25日から5月4日まで、北京国際展覧センターで開催されています。今年のテーマは「新しいカーライフの定義」。14の国と地域から1200社を超える企業が出展し、世界初公開となる105車種を含む1022台が展示されています。

 斉鵬アナが25日のプレスデーに梅田記者と一緒に行ってきました。中国民族系ブランドの奇瑞汽車(チェリー自動車)などでの取材見聞をお届けします。

【スペッシャル・バスケット】

 ここ数年、中国ではなにかと故宮ブームが続いています。2017年の入場者数は対前年比4.25%増の延べ1670万人に上り、世界の博物館の中でもトップの入場者数をキープしています。また、一般公開の面積は2018年内に80%に達する予定で、どんどん開かれていく故宮が話題を呼んでいます。去年10月には入場券販売窓口が撤廃され、すべて電子チケットに切りかわった動きも、メディアから大きく取り上げられています。

 今回は、この故宮博物院の建築や文物を、VR技術を通して鑑賞・体験してきました!

 故宮博物院は1998年に、文化財のデジタルアーカイブの構築を目指す「デジタル故宮」プロジェクトを打ち出しました。その一環として、2000年から紫禁城の宮廷建築群と文物をデジタル技術で保存・公開する、日本の凸版印刷株式会社との共同研究プロジェクトを始めました。これまで、3期にわたる共同プロジェクトを終え、VRによるデジタル映像「紫禁城・天子の宮殿」シリーズ6作品を完成させています。現在取り組んでいる第4期(2015~20)では、故宮の建築群や文物のデジタル化による研究保護活用手法の開発や、それらのデータを元にしたVR作品などデジタルコンテンツの一般公開の、国内外での推進を目指すということです。

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 写真上は2003年に、故宮博物院と凸版印刷が共同設立した「故宮文化資産デジタル化応用研究所」(以下「研究所」)。研究所内には高さ4.2メートル、幅13.5メートルの大型3面カーブスクリーンを用いたVRシアターが設置されています。

 先週、凸版印刷株式会社北京事務所の本田和秀首席代表の案内で、研究所を見学し、VRシアターでのVR作品の鑑賞を実体験させてもらいました。その後、研究所から南へ約1500メートル離れたところにある「端門デジタル体験館」を訪問しました。 

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端門デジタル体験館で上映中のVR作品(製作:故宮博物院凸版印刷)

 ここは故宮博物院が2016年3月に開設した展示施設です。故宮博物院の古建築と文化財を対象に、高精細デジタルデータと綿密な学術研究を融合させ、歴史的かつ文化的な情報を、デジタル技術を駆使して公開する展示空間です。体験館では現在、実物は修復中で立ち入ることのできない「養心殿」(清代の皇帝8人が生活、執務した紫禁城の一部)に特化した展示が行われています。

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 ここでは、「デジタル故宮」の成果を、大型タッチスクリーンなどの現代技術を介して触れることができます。また、VRゴーグルをかければ、清代の養心殿にタイムスリップして、玉座に座ってバーチャルの筆を手に取り、書を体験することもできます。皇帝気分に浸れる体験ができます。

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 バーチャルリアリティ技術で古代にタイムスリップして故宮を実感する…それはどのような体験なのか。詳しくはリポートをお聞きください。

なお、「端門デジタル体験館」は現在、無料開放中です。予約は故宮博物院公式サイト「gugong.228.com.cn」 から。

2時間目 中国ウォッチャー14年 どう見るか中国の今を~松野豊さんに聞く

       聞き手:王小燕

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 今週と来週は上海と北京に14年間滞在して、中国の産業政策や社会・経済の動きを整理、分析してきた中国ウォッチャーの松野豊さんにお話を伺います。

 松野さんは、本職が経営コンサルタントですが、2007年4月、清華大学・野村総研中国研究センター(TNC)の発足と共に、この4月末まで、清華大学の訪問学者として、センターの理事・副主任を11年間務めていました。

 この間、センターの委託研究・出版・媒体発信事業だけでなく、大学生の日本語Speech大会の協賛、そして、中国の政策ブレーンが講師を務める、一般向けの小討論会122回の開催をけん引してきました。中でも、変化し続けている中国を少しでも、リアルタイムで理解できるよう、一般向けに、開かれた形で実施されてきた小討論会は、日本の民間企業と中国の大学が提携して、公的な知の空間の構築に向けた有意義な試みだと思われています。

 その精力的な活動ぶりが各界から評価され、4月23日、松野さんは本帰国する前の日に、「重要政策からみる中国の近未来」をテーマに行った記念講演会には、日本企業の駐在員、政府関係者、中日双方のジャーナリストや学者ら110人の参加を引き付けました。

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記念講演会を終え、清華大学政治学部主任教授で、TNC運営委員会委員・張小勁氏からの感謝の旗を受け取る松野さん

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記念講演会会場の様子

 中国と共に歩んできた14年をどう振り返るのか、松野さんの目にはこれからの中国はどう変わっていき、日本がそのような中国とどう付き合っていけばよいのか、などをめぐってお話を伺います。

 

 【プロフィール】

 松野 豊(まつの ひろし)さん

 経営コンサルタント
 専門:中国政策、中国事業開発、環境問題

 1981年 京都大学大学院修了、専攻は衛生工学(水処理Process設計)
 1981年 野村総合研究所入社、研究員      
 1999年 経営情報Consulting部長
 2002年 野村総研(上海)諮詢有限公司 董事・総経理
 2005年 野村総合研究所 Consulting Project統括部長
 2007年4月~2018年4月 清華大学・野村総研中国研究センター理事・副主任
     野村総研(上海)諮詢有限公司顧問、JICA北京事務所Adviser

 主な書著:
 『2020年の中国』(此本 臣吾、川嶋 一郎と共著)、2016年 東洋経済新報社
 『借鉴与转型-中日产业政策比较研究-』(吴金希、孫蕊と共著)、2016年、清华大学出版社

ラジオ番組
7月20日放送分
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