6月5日 火曜日

2018-06-05 19:24  CRI

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1時間目 今年の大学入試に975万人が受験&ポータブルAI翻訳機「訊飛翻訳機2.0」の体験リポート

担当:王小燕、斉鵬

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北京の街角に咲くナナカマド(6月5日、王小燕撮影)

 北京ではナナカマドが白く、カレンな花を咲かせる季節になりました。6月に入ると、最高気温が35度を超えた日が続き、昼間は真夏のような暑さです。

 今週の番組は前半は「旬の話題」、年に一度の大学統一試験「高考」にフォーカスします。今年の受験生は去年より35万人増の975万人にも上ります。

 後半の「スペッシャル・バスケット」は、4月下旬に発売された新商品、ポータブル AI翻訳マシン「訊飛翻訳機2.0」の体験リポートです。先日、この翻訳機を開発した科大訊飛(アイフライテック社)の本社を訪れてきたばかりの梅田謙記者と共に伝えます。

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訊飛翻訳機2.0

 ポータブル AI翻訳マシンは最近では、ボアオ・アジアフォーラムを始め、国際会議でも使用され、脚光を浴びています。そのメーカーの一つ、「アイフライテック」の名で知られる科大訊飛社は、安徽省合肥市に本社を構えるAI(人工知能)音声認識技術のメーカーです。同社は1999年12月に安徽省合肥市で創立。現在は、音声認識、言語技術研究、音声情報サービスなどに特化し、現在ではAI分野において中国を代表する企業となり、2017年には米マサチューセッツ工科大学が毎年発表する「世界で最も革新的な企業50社」の第6位に選ばれています。

 さて、33の言語と中国語との瞬間音声翻訳ができるこのマシン、どのような出来具合なのか。また、こうしたAI通訳・翻訳の動きは、今後の翻訳・通訳の在り方にどうのような影響を与えようとしているのか、体験リポートをぜひお聞きください。

 関連記事:

【科大訊飛の新型AI翻訳機、33言語との瞬間音声翻訳を実現】

【合肥が誇るアイフライテック社 最先端の音声認識技術がここに】

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新商品発表会ではMCも務めた同社のマスコット・小飛飛

2時間目 映画を学問の一つに~映画史家・四方田犬彦さんに聞く(上)

 聞き手:王小燕

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 比較文学者で、映画史家の四方田犬彦さんにお話を伺います。

 この1月に、四方田犬彦著『日本映画史100年』(集英社新書 2000年)の増補版『日本映画史110年』(同 2014年)が中国で翻訳出版されました(新星出版社、翻訳:王衆一)。これを記念するため、四方田さんはこの春、招きに応じて中国を訪れ、北京や西安などで講演会や交流会を開きました。北京で二日にわけて開かれた講演・交流会では、四方田さんは21世紀以降の日本映画、日本のアクション映画などをテーマに、映像を交えながら中国の映画愛好者に紹介し、来場者の質問に答えました。

 北京での交流会が終わった後に、四方田犬彦さんにインタビューさせていただき、その内容を今週と来週に分けて、お届けします。

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翻訳者の王衆一さんと共に臨んだ北京市内の交流会

 今回の番組では、四方田さんに子ども時代の映画鑑賞体験、中国の第五世代監督の映画との出会い、一帯一路のスタート地点である西安での見聞に続け、『日本映画史110年』など一連の映画史著書の執筆によせた思いを伺います。

 インターネットやデジタルメディアが普及した今では、映画の見方にも様々な変化が生じています。しかし、四方田さんはイタリアのオペラを引き合いに、「決して悲観的思うことはない。どんな時代でも、映画館はきちんと残る」ときっぱり言いました。

 微笑ましい少年時代の思い出もあれば、映画に対する深い愛が伝わる今回のインタビューです。ぜひお聞きください。

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【プロフィール】

四方田 犬彦(よもた いぬひこ)さん

比較文学者、映画史家。

 専攻は比較文学、映画史、漫画論、記号学。

 1953年大阪府箕面生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。エッセイスト、批評家、詩人。文学、映画を中心に、多岐にわたる今日の文化現象を論じる。明治学院大学、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学、中央大学(ソウル)、清華大学(台湾)などで、映画史と日本文化論の教鞭をとった。

 著書は140冊に及び、この中の4冊が中国で翻訳出版。うち、『映画史への招待』でサントリー学芸賞を、『モロッコ流謫』で伊藤整文学賞を、『翻訳と雑神』『日本のマラーノ文学』で桑原武夫学芸賞を、『ルイス・ブニュエル』で芸術選奨文部科学大臣賞を受けた。詩集に『人生の乞食』『わが煉獄』が、訳書に『パゾリーニ詩集』他がある。

 

【リスナーのお便りから】

●国際放送局の大先輩の陳真先生の祖国台湾で、「漂浪の子羊」を発見できて感慨深かった王さんの気持ち伝わってきました。亡くなった人は王さんが懐かしく思うことで、生き返っているのでしょうね。
 
●小学1年生の国語の教科書の三日月の詩の朗読、うっとり聴きました。全国の児童・生徒に、ベテランによる模範朗読が提供されるのですね。児童生徒よりむしろ、先ず先生が模範朗読を聴いて、魅力的な朗読ができるといいですね。子供は目の前の、「生」の先生の息づかい、声が、一番心に染み渡り、親しみを持って勉強すると思います。
 
●AIポータブル翻訳機がスキャン翻訳、同時通訳までこなし、司会も通訳もフェイフェイちゃんのようなバーチャル世界で事足りてしまったら、その先は、たぶん客席にいる人たちも、実際の生の人間ではなくて、現場には居ない、自宅や遠くから参加している、同時見聞ロボットだったりする時代もきっと来るでしょう。私たちは何故人とふれあい、語り合い、笑いあい、悲しみや喜びに共感する必要があるか、しみじみ考えさせられました。
 
●四方田犬彦さんのお話、とても面白かったです。「林のおばちゃんにちょっとようじ」って堂々と無料入場したり、学校サボって婦人警官に歩道された子供さんが成長するとこんなに素適な映画の神様みたいなおじさんになるのですね。痛快です。「映画を学問の対象として認めてほしい。映画の歴史と理論を美学の問題として大学で教える」という四方田氏の燃えるような想いを感じました。 
 それにしても1時間目のAI翻訳の話題から、玄奘法師の筆による翻訳まで話がタイムスリップして、おかしかったです。(名古屋・ゲンさん)

 

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ラジオ番組
10月22日放送分
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王巍