「ドイツは誰の捕虜か」米独間でせめぎ合いも

2018-07-12 17:31  CRI

 2日間にわたって開催される北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議が11日にブリュッセルで始まりました。米国のトランプ大統領は、盟友であるEU諸国に対し「親しき仲に垣根を。米国の利益をむさぼるな」とかねてから繰り返していました。このため、今回の首脳会議は議論の応酬となることが心配されています。

 こうした心配には理由があります。これまでにトランプ大統領はドイツを「ロシアの捕虜だ」と非難しており、米国とドイツの舌戦を引き起こしていました。

 ドイツのメルケル首相は、首脳会議の会場に入る前に記者団の前に歩み寄り、「ドイツは統一国家であり、政策や決定はすべて自ら定めるものだ」と指摘しました。

 メルケル首相がこうした立場を表明したのは、その数時間前に行われた朝食会で、トランプ大統領がNATOのストルテンベルグ事務総長に対し「ドイツがロシアから天然ガスを大量に輸入しており、ロシアにコントロールされ、捕虜となっている」と話したからです。

 しかしトランプ大統領は、会議の合間にメルケル首相と個別に会見した際に態度を一変させ、関係は非常にいいと話しました。一方メルケル首相も「ドイツと米国は同盟国で、両首脳の会談や交流は極めて重要だ」と表明しました。

 しかし、自制しているメルケル首相に比べて、ドイツの外相は「われわれはロシアの捕虜でもなく、米国の捕虜でもない」と述べました。またドイツの学者は、「トランプ大統領の言動には別に意図がある。このような話をする目的ははっきりしており、天然ガスやシェールガスをドイツなどヨーロッパへ輸出を目指しているが、天然ガスはロシアが強敵である。トランプ大統領は天然ガス市場の勝者になりたいのだろう」と分析しました。

 トランプ大統領の言動に対し、ドイツ国民の間から「ほかの国をとやかく非難するより自国を管理すべき」との声が出ています。(hj 森)

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王巍